いつの時代でも経営者の悩みは、「資金繰りと売上と人」のことです。

 

資金繰りに関しては、無借金経営が良いと考えてる方が多いかもしれません。

しかし、融資を受けることは決して悪いことではありません。

売上を上げ、会社の成長のためには積極的に融資を活用することは良いことです。
金融機関からの融資を確実にするためには、お金に余裕のある時に活用して返済実績を積むことで信用力が上がります。

 

多くの方は、手元に資金がなくなってきてから融資を考えます。
つまり、売上が上がらず、十分に利益がない状況で融資の審査をかければ、金融機関も尻込みしてしまいます。

 

まずはお金のあるうちに、融資を受けておき、しっかりとした返済実績を作り、金融機関の信用を得ておくことが大切なのです。

 

また、最近は、金融機関は「事業性評価」に基づく融資への取組みを進めています。
「事業性評価」とは、財務データや担保・保証に必要以上に依存することなく、取引先企業の事業内容や成長可能性などを適切に評価して行う融資のことです。

 

ここで重要になるのが事業の将来性を表す「事業計画書」や毎月の事業内容を分析する「月次事業報告書」ですが、
これについては機会をあらためてお話しますね。

 

point

 

 

 

ポイントは「資金が必要ないときこそ、融資を依頼できる金融機関を開拓するチャンス」だということです。